トラック隊列走行
2019年09月20日
弁護士の佐藤剛志です。
車の自動運転技術については、ブログで何度が取り上げましたが、トラックの隊列走行という実証実験が行われているそうです。
国交省は実用化に向けて新東名、新名神高速道路に3か所物流拠点を設けることを計画しているそうです。
隊列走行とは、トラックで隊列を組み、運転手が運転する先頭のトラックを無人のトラックが追尾して走行するシステムで、現在は、緊急時対応のために後続のトラックにも運転手を乗せて実験している段階です。2020年度を目途に後続車の完全無人隊列走行の実験を行うことを計画しています。
2022年には事業化を目指しており、この実現に向けて物流拠点を整備するということです。
このようなトラックの専用道路を走行するのであれば、すぐにでも実現可能な気もしますが、一般の車両と混在していると、一般車両との事故などが気になりますね。
何台もトラックをつなぐということであれば、鉄道貨物の方が適していると思います。
また、物流拠点というのも鉄道の貨物ターミナルと同じ発想だと思います。
新しい技術を発展させるのは有意義なことだと思いますが、道路施設の整備なども考えると、CO2排出量を削減できる鉄道貨物のより有効な利用方法を検討した方がいい気もしますが…。