AM放送停波
2019年09月03日
弁護士の佐藤剛志です。
3月のブログで触れましたが(→https://sato-law.com/blog/post-1311/)、総務省の有識者会議が、AMラジオ局のFM放送への転換を認める方針を固めたようです。
現在のAM局のうち、早ければ2023年にAM波を停止する局が出てくる見込みだそうです。
3月のブログでは2028年に制度改正ということでしたが、実際に転換するのは早くなりそうです。
ただし、現在AM放送の番組は、いわゆるワイドFM(現在のFM局よりやや周波数の高い領域)で聴取が可能であり、これからそちらに移行していくそうなので、ワイドFM対応のラジオ(90MHz以上の周波数を受信することが可能なラジオ)があれば番組自体を聴くことはできるということです。
私は、車の中でラジオを聴くことが多いのですが、これからは、車載ラジオもAMのないラジオが標準になっていくのかもしませんね。
NHKは、AM放送を残すそうですが、某政党が頑張ると、AM放送は全廃ということもあるかもしれません(もっとも、某政党も災害時の放送の必要性は認めているので、全廃はないと思いますが…。)