成年後見
2018年12月13日
弁護士の佐藤剛志です。
12月8日の土曜日いわき市の権利擁護・成年後見センターの主催で日本政権後見法学会常任理事で弁護士の遠藤英嗣先生の講演会が「自分らしく100年人生~成年後見制度と家族信託~」というテーマで開催されました。
当事務所の行政書士村﨑が講演を聞いてきましたが、その中でどのような者が成年後見人に就いているかというデータに関心を持ちました。
平成28年と平成29年のデータが挙げられていたのですが、専門家の中では、弁護士のみ前年度より件数が減少していました。
遠藤先生は、これは弁護士が成年後見人の財産を不正に使ってしまったなどの事例が見られたことから、裁判所が警鐘を鳴らすために弁護士の選任を絞っているのでないかと分析されていました。
私も、行政書士の村﨑も成年後見人に就いていますが、気を引き締め直して業務に臨まなければということを再認識させられるデータでした。