養育費算定表見直し
2019年12月24日
昨日、令和元年12月23日に新たな養育費算定表が示されました。
養育費算定表は、裁判所における離婚事件や養育費関連の事件では、重要な基準として位置づけられてきました。
養育費調停が成立せず、審判に移行した場合などには、裁判官はおおむね、この基準を前提とした判断をしています。
今回の見直しでは、全体的に養育費の増額傾向がみられるとのことですので、実態を反映させたものと評価できるのではないでしょうか。
私が担当している事件の中で、この新基準が出るということで、養育費に関する主張が保留にされていた事件がいくつかあります。
新しい基準をもとに、しっかりと主張を組み立てていきたいと思います。
今日はクリスマスイブですね。この基準がお子さんたちへのよいプレゼントになりますように。