仕送り
2019年04月09日
弁護士の佐藤剛志です。
首都圏の私大生の仕送り額が過去最低になったという調査が公表されました。
昨年度は月額平均8万3100円だそうです。
1994年(平成6年)は、約12万5000円だったそうで、約3分の2に下がっています。
最近は以前に比べて奨学金を受給している学生も多く、1990年代は学部生の約2割でしたが、現在は約5割の学部生が受給しているそうです。
私の学生時代は仕送り額がピークの時代でしたので、私も同期の学生も比較的多く仕送りをもらっていたような気がします。
今より、学費も大分安かったと思いますので、今の学生より恵まれていたのでしょうね。
また、私は、大学1、2年生の頃は、いわき市の潮学生寮に住んでいましたので、それほど生活費がかかりませんでした。
大学2年の途中からは民間のアパートに引っ越しましたが、それでもアルバイト収入も比較的あったので、苦学生というわけではありませんでした。
家庭の収入の減少や授業料の値上げ等今の学生はが、なかなか厳しい状況にあると思います。
最近では、大学を卒業して企業に就職することが生涯の安定した生活につながるということも必ずしも言えない状況にあります。
しかし、自分で求めれば大学で得られるものは多いと思いますので、学生時代にいろいろな経験をして欲しいと思います。