夜ノ森 さくら
2017年04月17日
事務員 行政書士の村崎です。
桜の季節ですね。
先週末、富岡町夜ノ森地区の桜を観に行ってきました。
満開の桜に多くの人が見入っていました。
気温も20度を超え、桜並木を歩くには少し暑いくらいでした。
年末の「いわき光のさくらまつり」のタイトルのブログで、弁護士の佐藤が、震災前に開花を心待ちにしていたと書いていました。
今回は、佐藤は所用で観に行くことができませんでしたが、佐藤に代わって楽しんできました。
本当に綺麗ですね。
ただ、この桜並木の通りも、まだ多くの区間が帰還困難区域に含まれており、自由に立ち入ることはできません。
震災から6年経っているのに、桜の花は同じように咲いているのに、このゲートの向こう側には入ることができないのかと思うと、複雑な気持ちになります。
ただ、一日でも早く立ち入り制限の区域がなくなることを願うしかありません。
今月、富岡町の避難指示も一部を除いて解除されました。そのため、以前富岡にありました事務所について、当時の大家さんから建物を解体する旨の連絡が来ました。
夜ノ森の桜を観た後、富岡の元の事務所も回ってみましたが、周辺のいくつかの建物は解体されていました。これから徐々に街が整備されていくようです。
現在の当事務所の所属弁護士は佐藤1人ですので、現在の態勢で改めて富岡に事務所を構えることはできません。
ですが、いわき市の当事務所において富岡町を始め双葉郡在住の方からのご相談もお受けしておりますので、弁護士佐藤を始め事務所スタッフ一同、お力になれればと考えております。