養育費算定見直し
2019年11月19日
弁護士の佐藤剛志です。
最高裁の司法研修所が養育費について新しい算定表を12月23日公表することになりました。
現在の算定表は2003年(平成15年)に作られたものですが、金額が低いのではないかという意見がありました。
私も裁判で養育費を主張する際には、基本的にこの算定表を元にしていますので、新しい算定表ができれば、それをもとに具体的金額を主張していくことになります。
ただし、裁判で養育費を決めても支払いが滞るケースも多いので、具体的な金額を決める際には、現実的に継続して支払い可能かどうかということも一つの考える要素としてはいます。