いわきの戊辰戦争 2
2018年09月05日
弁護士の佐藤剛志です。
先日、地元の湯本の書店で「いわきの戊辰戦争」(夏井芳徳著・纂修堂)という書籍を購入しました。
新政府軍がいわきに攻めてきてから磐城平城が落城するまでの約1か月間の戦いの様子が描かれています。
全体で40ページ程の書籍で、文体も話し言葉でルビも振られているので読みやすいと思います。
戦いの詳しい内容については、この書籍を読んでいただければよいですが、磐城平城は、新政府軍の攻撃に二度耐えましたが、三度めの戦いでついに落城してしまったそうです。
この書籍の最後にこの戦いで亡くなった方について書かれています。ほとんどの方が20代(精神年齢では現在の日本人より上だと言われていますが)で命を落としています。それも遠く離れた中国地方の藩の人達です。
著者が歴史から戦争をしてはいけないということを学び取らなければいけないということを強調されています。
かつて地元が戦場であったことを実感するとともに、平和の大切さを感じたひとときでした。