いわき光のさくらまつり
2016年12月05日
弁護士の佐藤剛志です。
12月3日(土)から「第5回いわき光のさくらまつり」が始まりました。
いわきの駅前大通の並木に電飾がつけられ、桜色に光っています。
クリスマスのイルミネーションのようにも見えますが、そうではありません。
原発事故で現在も大部分が帰還困難区域にあたり、立ち入ることができない、富岡町夜ノ森の桜並木を電飾で再現したものです。
復興への願いを込めて、いわき青年会議所の主催で行われております。
平成22年、私は、富岡町に、双葉郡初の法律事務所を開設しました。開設当初には、夜ノ森の桜を楽しむことができなかったため、翌平成23年の開花を心待ちにしていたのでした。
ところが、平成23年3月11日に東日本大震災が発生し、その後の原発事故により、富岡町に入ることができなくなり、富岡町の事務所も閉鎖することになってしまいました。
そのような経緯がありましたので、当事務所でも、このプロジェクトには、毎年協賛させていただいております。
(当事務所の協賛の看板です。お時間のある方は探してみてください。)
この灯りが、被災者、避難者の方の希望の灯りとなればと願っております。
ちなみに、当事務所が入っているビルにもイルミネーションが飾られています。
こちらはビルのオーナーが飾られたもので、クリスマスを意識しています。
いわき光のさくらまつりとともに、こちらも楽しんでいただければと思います。