スクールロイヤー
2019年10月03日
弁護士の佐藤剛志です。
文科省が来年度からスクールロイヤーを全国に約300人配置することを決めたそうです。
学校はいじめや虐待、保護者からの過大な要求などの様々な問題を抱えており、教員の負担も増えているので、教員や学校関係者だけで解決することが難しい問題が多くあると思います。
このような問題に対応して、弁護士が法的なアドバイスをすることより問題の解決を図っていこうとするものです。
とはいっても、学校の抱える問題を法的に解決することが必ずしも問題の根本的な解決にならないこともあるかと思います。
私も、いじめや不登校等の相談を受けることもありますが、訴訟等による解決がよいのか考えることが多くあります。
教育の専門家である学校関係者と法律の専門家である弁護士と連携してより適切な解決を図っていくことが必要だと思います。
私は今のところスクールロイヤーになる予定はありませんが、もしなるとしたら教育についてしっかり勉強しないといけないですね。