特殊詐欺
2019年02月26日
弁護士の佐藤剛志です。
警察庁が特殊詐欺に関する統計を発表しました。
それによると、平成30年度は暫定値で認知件数1万6493件、被害総額356.8億円だそうです。
昨年より減少しているそうですが、認知されていない被害もあるので、実際の被害件数、被害額はこれよりかなり大きくなるのでしょう。
被害者調査では、78.2%の方が詐欺にあわないと思っていたそうです。
その理由として、だまされない自信があったという回答が57.0%
詐欺の手口を詳しく知っていたという回答も27.6%ありました。
自分は、大丈夫だと思っていても、騙す方はいろいろと手口を考えてきますので十分に注意してください。
また、警察官や全国銀行協会職員等を装って、「キャッシュカードが不正に利用されている」等の電話をかけ、キャッシュカードを準備させ、隙をみて別のカードにすり替えるという手口(これはカードの窃盗になり詐欺ではありませんが)も発生しているそうです。
不審な点があると思ったら、必ずその機関に確認してください。