民暴京都大会
2018年06月14日
弁護士の佐藤剛志です。
平成30年6月8日金曜日、民事介入暴力対策京都大会が開かれました。
午前中の協議会は、「特殊詐欺の撲滅を目指して~犯罪インフラ対策の推進~」というタイトルでの研究発表がありました。
特殊詐欺とは、オレオレ詐欺などに代表される「被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振り込みその他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪(現金等を脅し取る恐喝を含む。)」の総称です(平成29年警察白書)。
今回の発表では、特殊詐欺犯罪のツールとなっている固定電話を使わせないようにする方策や、ツールを提供している通信事業者や私設私書箱業者に対しても責任追及できる方法等が検討されていました。
毎年、数百億円という被害を出し続けている特殊詐欺犯罪ですが、今回の発表における視点は、大きな成果を出し得るものだと思いました。
さて、京都を訪れたのは2年ぶりでした。
2年前は、平成28年11月11日に行われた民事介入暴力福島対策大会の準備(取材)のため、立命館大学(びわこ・くさつキャンパス)を訪れた帰りに、京都の行きつけのバー(なんと店主は偶然にもいわき出身)を訪れただけでした。
大学の時以来の親友(悪友?)が、まさに、その立命館大学(びわこ・くさつキャンパス)で働いているのですが、当日連絡がつかず、その時は会うことができませんでした。
今回は、その親友とも会うことができ(実に4年ぶり)、思い出話や近況報告などで盛り上がったのでした。
このペースで行くと、次に会うのはいつになるか分かりませんが、お互いにいい年の取り方をしていたいものです。