国政選挙の10代投票率
2019年07月03日
弁護士の佐藤剛志です。
10代の国政選挙の投票率が
平成28年 7月の参議院選挙 46.78%
平成29年10月の衆議院選挙 40.49%
と低下しているそうです(総務省調査)。
平成28年7月の参議院選挙は、選挙権が18歳に引き下げられた最初の選挙であり、関心が高かったのが、薄れたのではないかということのようです。
しかし、20代の国政選挙の投票率は
平成28年 7月の参議院選挙 35.60%
平成29年10月の衆議院選挙 33.85%
ですから、20代と比べると10代の方が投票率が高く、選挙に関心があるとも言えそうです。選挙権を得た最初の頃は、とりあえず1回くらい投票してみるか、という考えの人もいるのかもしれません。
他の年代では、年代が上がるにつれて投票率が上がっていき、60代が一番高くなっています。70代以上では、投票率が下がります。
これは、70代以上では、選挙への関心が薄くなったというよりも、体調などの問題で、投票に行けない人が増えているということかもしれませんね。