夏のボーナスの使い道
2019年07月02日
弁護士の佐藤剛志です。
とうほう地域総合研究所が今夏のボーナスの使い道等に調査した結果が公表されました(機関紙「福島の進路」2019.7月号P9~)
全体では「買物」(70.6%)、「レジャー費」(60.5%)、「貯蓄」(58.6%)の順ですが、年代ごとの調査では、特徴的な結果がでています。
具体的には、
「買物」は、30歳未満が男性72.5%、女性91.7%と各年代の中で最も高くなっています。
「教育費」は、40代が男性39.3%、女性27.1%と各年代の中で最も高くなっています。反対に、60歳以上の女性は、「教育費」は0%です。
「ローン返済」は、男性は50代が45.2%と最も高く、女性は40代が22.9%と最も高くなっています。反対に、60歳以上では男性11.8%、女性0%という結果が出ています。
「レジャー費」は60歳以上の女性は100%という結果が出ています。なお、60歳以上の男性は29.4%という結果が出ています。
「教育費」、「ローン返済」などの項目をみると、それぞれの出費がかさむ年代にそのまま対応しているのが分かります。
また、60歳以上の女性が「レジャー費」が100%というのは、他の出費が減って「レジャー費」に回せる余裕が出てきたということでしょうか。
60歳以上男性の「レジャー費」が低いのは(男性は年代が上がるごとに段々と割合が低下し、60歳以上は全年代の中で一番低くなっています)、金銭的な余裕の問題だけではなく、年齢が上がると外に出たがらなくなるということもがあるのかなと思います。